こんにちは!
弊社ブログページにご覧いただきありがとうございます。
このブログを見ている皆様は看板を設置希望でしょうか?すでに設置済みでしょうか?
看板は敷地内に自由に設置できる場合もありますが、多くの場合は地域の「屋外広告物条例」によって定められています。存在自体を知らない方もいらっしゃると思いますし、ご存じの方でもその条例の中に看板の管理義務や点検義務が含まれるという事をご存じない方は多いように思います。
今回は条例に少し触れながら看板の管理義務、点検義務(点検メンテナンス)について少しご紹介したいと思います。
屋外広告物条例とは
看板設置するにあたって県や市町村によって「屋外広告物条例」というものが存在します。
これは各市町村等が看板の安全や景観等を考慮して定めていて、店舗外観や看板はこの条例に定められている規定に沿って設置する必要があります。※自家用看板の一部は申請免除される場合もあります。
建築物は建築基準法や市町村の景観条例をクリアする必要があります。そしてその建築物につける看板にも規定があり取付位置や高さ、大きさ、色などは「屋外広告物条例」で規定され、基本的に準じていないと看板設置等はできません。自立看板(ポール看板)等も同じく規定され、設置する看板はそれらをすべてクリアしていないと看板として設置できません。
また、設置する看板は条例を守った上で事前に「屋外広告物申請」を行う必要があります。
そこで申請を受けた看板は設置可能となりますが、設置後はその看板に対する管理義務と点検義務が生じます。
管理義務、点検義務とは 簡単にいうと一定期間毎に設置した看板について点検を行い劣化損傷がないか確認し、安全上修繕の必要があれば看板を補修または撤去を行い、安全な状態確保しなければならないとなっています。そしてそれらを地域の長(市長等)に報告する義務があります。期間や点検の方法等はその自治体等によって多少違いますが、ほとんどの地域で義務付けられていると思います。
近年、看板業界もこういった条例が整備され点検等も厳格化され申請をされていない場合は厳正な対処が求められる場合もあります。
弊社ではそういった設置後のアフターケアにも力をいれ、「点検メンテナンス」も大事に考えています。
点検メンテナンス
看板には素材は色々なものがあります。木製、金属板金、アルミ複合板、アクリル、カルプボードなどたくさんの種類がありますが、経年により劣化損傷して脱落などすると大変危険です。
実際の脱落して大きな事故につながる場合もありますので、点検メンテナンスはセーフティファーストを大切に考える弊社では大事な業務の一つと考えています。
実際の点検作業
今回は点検義務に伴う点検でしたので条例上では触診を含む点検なっていましたので、高所作業車も使用しての点検となりました。
こういった高所も実際に作業車等を駆使して触診確認をいたします。
この物件は看板設置から少し時間の経過している物件でしたので、金属が痩せていないかもチェックいたしまいた。この自立式看板は丸柱タイプの為、柱内部は空洞になっております。基本的に雨水が入らない設計や水がたまらないような構造で製作されていますが、もしも条件がよくない場合は錆びて金属が細くなってしまう場合もありますのでチェックいたしました。今回は数値的には問題はなく状態は良さそうです。
こういった点検を弊社では随時行っております!
今回のブログでは、「条例」や「点検」というこの業界ならではの事に触れてみましたが、看板は設置するまでが大変な事もあり、中々こういった部分に目が行きにくいと事と思います。
弊社では条例等のコンプライアンス重視。点検、アフターメンテナンスを通じたセーフティファーストを大事に頑張っております。
看板の事でお困りならAB企画!
よろしくお願いいたします。