関係法令について-3

2、屋外広告物条例の許可基準とはどのようなものか

 屋外広告物の設置の許可を受ける場合の許可基準にはどのようなものがあるのか、その概略をご紹介いたします。

サイズの制限(面積・高さ等)

 看板の種類毎に設置可能なサイズが定められています。

  • 独立して建てる野立て看板ポール看板の場合、高さや面積が定められています。また、隣接する看板との距離等が定められている場合もあります。
  • 壁面に設置する看板では、多くの場合、その設置する壁面の面積に対する比率で設置可能な看板面積が定められています。
  • その他、電柱看板や横断幕、懸垂幕などそれぞれに対し許可基準が定められています。
面積制限のイメージ

色彩の制限

 地方自治体によっては、看板に使用可能な色彩が定められている場合があります。良好な景観を保つ目的で定められており、派手な色彩の使用に制限が設けられています。

色彩制限のイメージ
  • 色彩の制限は多くの場合、彩度の上限値が定められています。その他、高彩度色を使う場合の分量が指定されている場合もあります。
  • 色彩に関しては、景観条例等の屋外広告物条例以外の法令により制限を受ける場合があります。

3、その他の法令による制限など

関係法令のイラスト
  • 景観条例により、形状や色彩がより細かく設定されている場合があります。また、別途で広告物の設置の届出をしなければならない場合があります
  • 4mを超える高さの看板の設置に際しては、建築基準法に基づく工作物の確認申請を行わなければなりません。
  • 自都市計画法の防火地域に指定されている地域では、不燃化の必要から、使用できる材料が限られる場合があります。

おわりに

 看板の設置基準の概要についてご紹介いたしましたが、まとめると以下のようになります。

まとめ
  • 看板の設置には許可が必要です。
  • 看板が設置できない地域があります。
  • 公共目的の物、必要最小限の自家用など許可不要で設置できる看板があります。
  • 看板の大きさや形、色は条例により制限を受けます。

 法や条例の詳細をお知りになりたい場合は各自治体のホームページで「屋外広告物」「景観条例」等のキーワードで検索しますと各種情報がご覧いただけますので、ご活用ください。

 冒頭に記載の通り、看板設置の手続等に関しなんらお客様のお手を煩わせることはございませんので、ご安心ください。また、看板製作の際には都度、条例の基準などをご説明いたします。

 繰り返しにはなりますが、常にご要望通りの看板が製作できるわけではありません。しかし弊社では、ルールにのっとった看板製作を行うことが、企業コンプライアンスの意味で非常に重要であると考えており、またそれが、弊社に看板をご依頼いただいたお客様への貢献につながると信じております。