関係法令について-2

看板の設置基準

 細かな部分は各自治体により異なりますが、どのような看板が設置でき、反対にどのような看板が設置できないのかという点に関して共通して定められている事項について概略をご紹介いたします。


1、設置できるものできないものについて

 屋外広告物を設置する場合、基本的には地方自治体に許可を受ける必要があります。条例で禁止とされる広告物は許可の対象にはなりません。また一方で、厳しい制限は有りますが例外的に許可不要で設置できるものもあります。

設置が禁止されている広告物(禁止広告物)

「公衆に対する危害を防止する」目的で、原則としてどのような場合にも設置することができません。

禁止広告物のイラスト
  • ひどい汚れや色あせ等があるもの
  • 壊れていたり、老朽化しているもの
  • 倒壊、落下の危険があるもの
  • 標識などに似ていてその働きを妨げるもの
  • 道路交通の安全を妨げるもの
    などです。

設置が禁止されている場所(禁止地域)

 下記の場所は「美観や風致の維持」を目的とし、広告物の設置が禁止されています。

禁止地域のイラスト
  • 国宝や重要文化財、天然記念物などの指定地域
  • 国立・国定・県立の自然公園や環境保全林など
  • 官公庁・学校・図書館等の公共施設内
  • 標識などに似ていてその働きを妨げるもの
  • 高速道路や新幹線、電車などの隣接地
    などです。

設置が禁止されているもの(禁止物件)

 下記のものは、「良好な景観や風致の維持」する目的から広告物の設置が禁止されています。

禁止物件のイラスト
  • 橋りょう
  • 街路樹
  • 銅像や記念碑
    などです。

例外的に許可不要で表示できるもの(適用除外広告物)

 禁止地域や禁止物件であっても掲出できる広告物があります。公共の目的のあるものや、日常生活上最低限必要と思われるものなどです。許可不要で設置できます。

自家広告物のイラスト
  • 国や地方公共団体が公共の目的で設置するもの
  • 公職選挙法による選挙運動に使用するポスター等
  • 自家用広告物(自己の名称、店名、営業内容等を表示するもの。面積の制限有り。)
    などです。